国際ロータリー 第2690地区 2015-16年度 佐藤 芳郎 地区ガバナー事務所

2016-17年度派遣学生

2016-17年度派遣学生


高野玲奈さん「5月報告書」

こんにちは、倉吉ロータリー派遣学生の高野玲奈です。 五月になってだんだんと暑くなってきましたね。 いきなりですが、皆さんはゴールデンウイークをどのようにお過ごしされたでしょうか。 私は厳しい水泳練習がありました。

休みよりも練習のない平日が来るほうがうれしかったと思います。 しかも、休み明けには学校のテストもあって大変な連休でした。 日本では祝日が続いて長い期間休みになります。 アメリカの祝日はどういったものがあって何をするかということにも興味があります。 行く前に調べてみたいなとも思います。

今回の報告書ではお話したいことが三つあります。 まず一つ目は、5月14日に日本を知る会に参加したことです。 海外に行くにあたってまずは日本のことについてしっかりと理解しておく必要があります。 会での話でとても印象的だった内容は、日本は2667年前から存在する世界の中で最も古い国でもあるということです。

そして天皇制がずっとその間、血の絶えることなく今に至っていることはとてもすごいことなのだとも感じました。 私は自分の国が誇らしくも感じました。 もう一つ印象的だったことがあります。 日本の文化というより習わしと言ったほうが当てはまるかもしれません。 それは、日本人は祖先を祀る(まつる)ということです。

欧米の考えでは、死者は神様のもとへいくというもので、日本のような祖先を祀ることはないそうです。 確かに考えると日本に神社と寺といった2つの場所が共存するというのも納得できます。 神社は神様を、お寺は祖先を祀っているのですね。 難しいですが、このような日本と欧米の違いも伝えていきたいです。

二つ目は日本海新聞社にお伺いしたことです。 派遣学生として一昨年に行かれた伊藤さんがされた海外での様子のコラム掲載ですが、今回の私の交換プログラムについても新聞に載せて頂くようお願いをしてきました。 私自身は文章を書くことが上手ではないので、少し不安ですが海外での経験や、皆さんが知らないようなことを自分なりの言葉で伝えていけたらいいなと思います。 そして皆さんが交換プログラムにも興味を持っていただきたいです。(まだ決まったわけではないですが、新聞に自分の文章が載ると思うと緊張します。)

三つ目は、予防接種についてです。 ようやく海外に行くために必要な予防接種が終わりました。 長かった…。 一番嫌だったのはツベルクリン反応の注射でした。 痛かったですし、なんか腕にぷくっと出てきた豆のようなものが気持ち悪かったです。 でもこれですべての予防接種が終わりと思うととてもうれしいです。 そして、私の担当医の先生に感謝したいと思います。 忙しい中、予防接種もですが書類等もお願いしました。 大変ご迷惑をお掛けしました。本当にありがとうございます。

さて、交換プログラムが近づいてきました。 前回からジュリアさんとのメールのやりとりもお話しています。 ついこの前メールが来まして、うれしいことがありました。 英文で書かれていたのですが、最後に私の名前が「れいなさん」というようにひらがなで書かれていました。

おそらく日本語を勉強しておられるのだと思います。 それを見て私はとてもうれしく思いました。 私自身も負けてはいられないですし、行く前にもっと英語や日本の文化を勉強していきたいとも思いました。

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ジュリアさんからのメールの一部です。


岩世岳大さん「5月報告書」

留学まであと少しになってきました。 今、学校では学園祭の準備で忙しくしています。 今回で最後になってしまうと思うととても悲しいですが、最高の学園祭にしたいと思います。 留学先でも色んなイベントに積極的に参加するつもりですが、まだ楽しみという感情より不安が勝っています。

最近、よく学校の色んな友達と一対一で僕の留学について、学園祭について、将来についてなど話をしました。 アドバイスをもらったり励まされたりでとても感謝しています。 留学先でも今のようなオープンな関係を築いていきたいです。 留学までもう少しですが、準備を怠らずみんなと思い出を作っていきたいです。

今、友達と麻雀をしてよく遊んでいます。 麻雀のようなボードゲームはアメリカではあまり浸透して無いのと思います。 東洋の文化を伝える方法の一つとして機会があれば留学先で麻雀を友達に教えて一緒にしたいです。


松下天風さん「5月報告書」

今月はゴールデンウィークがあったので、久しぶりに家族で奥津に旅行に行きました。 部活や塾の関係で高校生になってからはあまり家族で旅行に行くことはなかったので、本当に久々でした。 僕の祖父の実家が奥津なので、里帰り兼温泉旅行というような感じでした。

奥津は岡山の三大温泉に数えられる奥津温泉をはじめ、奥津渓など豊かな自然風景が有名です。 祖父の実家は「奥津ファームビレッジ耕心村」という宿泊施設の近くにあり、その地域に残る貴重な茅葺き屋根の家の一つです。(写真)

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昔ながらの茅葺き屋根は、材料の茅と職人不足の為、残っているものももう修復することが出来ないそうです。 無くなる前に見ておくことが出来て本当によかったです。

奥津ではカヌーなどの自然体験や、渓流ウォーキングなど、美しい自然のなかで様々な活動をすることが出来ます。 また、姫トウガラシや山菜などのおいしい食材もたくさんあります。岡山に来たら是非足を運んでみてほしいと思います。

また、今月は、毎年お世話になっている児島の英会話ロゴスにて、LST(レッツ・スタート・トーキング)という、外国人のボランティアの方とマンツーマンで英会話をするという企画が始まりました。 これは毎年この時期に3か月ほどやっているのですが、今年は今まで一緒に勉強をしてきたビッキーさんが体調不良のため来ることができず、新しい人と勉強をすることになりました。

新しく来たジョシュアさんは、マサチューセッツ州から来た大学院生で、これが初めての来日だそうです。 大学院では主にコンピューターグラフィックの製作やプログラミングの勉強をしているそうです。 さらに日本の漫画やアニメにも深い関心を持っているので、かなり話が合い、すぐに打ち解けて仲良くなることが出来ました。

僕は毎週日曜日の夜にこのLSTに参加しています。 LSTは、普通の英会話だけでなく、聖書を題材にした教材を使うため、アメリカに多いキリスト教の方の考え方も学べるので、非常に勉強になります。 これまでに、ルークの福音書と使徒の福音書の教科書を終え、今は新しい教科書で勉強をしています。

僕は特に特定の宗教を信仰しているわけではありませんが、留学先のアメリカには、多くのキリスト教の方がいると思うので、今のうちにLSTでしっかり勉強しておこうと思います。
以上を5月分の報告とさせていただきます。


福光莉子さん「5月報告書」

夏のような日差しの強い日が続き、体力的にもとても疲れる一か月でした。 5月は特にロータリークラブでのイベントはなかったので、学校の定期テストの勉強をしたり、6月に松江東ロータリークラブさんの例会でやらせていただく、英語でのスピーチのスライドを作ったりと忙しくしている間にあっという間に1か月が過ぎていったという感じです。

来月はいよいよ壮行会があります。 まだまだ先のことだと思っていましたが、もうそんな時期なんだなぁと時間の流れの速さを実感しています。 英語で私の住む町や、日本のことを紹介するにあたって、今一度、日本の良さ、島根の良さを実感しました。

島根県には、日本で7番目に大きな湖の宍道湖があります。 宍道湖はしじみの漁獲量が日本一のことでも有名ですが、夕日スポットとしても人気の場所です。 最近は、晴れている日が続き、夕方になりオレンジ色の西日が差してくると、夕日を見に宍道湖へ行きたくなります。 地元の人たちに愛される宍道湖の夕景の素晴らしさをもっと多くの人に紹介したいです。

島根県は、全国知名度がとても低く、先日の三地区合同研修の際にも他地区の学生に、「島根ってどこにあるの?」と聞かれることがあり、同じ中四国の中でもあまり知られていないんだなぁとショックをを受けました。 島根県には、皆さんの知らないいいところがたくさんあります! 私自身まだまだ知らないこともあると思うので、一つでも多く皆さんに紹介できるように、自分の地元のことを学んでいきたいです。

先月から習い始めた日本舞踊ですが、だんだんと振りも覚え、踊るのが楽しくなってきたところです。 来月の壮行会で優雅に踊れるように頑張ります。

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松下天風さん「4月報告書」

今月の2日、3日に京都にて3地区合同のオリエンテーションがありました。 今回のオリエンテーションでは、インバウンドとアウトバウンドの両方の多くの学生たちとコミュニケーションをとることができ、オリエンテーション終了後も、LINEやFacebookなどで互いに連絡をとりあうほど仲良くなりました。 さらに、桜の花もちょうど咲き盛りの二条城や平安神宮など、多くの美しい京都の風景の写真を撮れたので、アメリカで日本を紹介する際に使う資料を集めることが出来ました。

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そして今月、ついに派遣先のイリノイ州のモリーンロータリークラブの代表の方からメールが届きました。 そして、ホストロータリークラブと学校が判明しました。 僕の派遣される予定の学校は、モリーンハイスクールと言い、全校生徒がおよそ2200人ほどだそうです。 かなり多いなと思い、インバウンドの学生に聞いてみたところ「それはアメリカでは普通だよ」と言われ、アメリカの人の多さを感じました。 モリーンというところは、大都市シカゴから車でおよそ3時間の場所にあるそうです。

また、イリノイ州に派遣されることが決まった次の週に、偶然、イリノイ州に住んでいるアメリカ人夫婦の方々が児島に来ていたため、その人たちにイリノイ州についてたくさん教えてもらいました。 イリノイは風が強く、また気候は北海道と同じような寒さなのだそうです。 また、シカゴには多くの日本人が住んでいるため、日本食や日本文化に触れる機会がよくあるそうです。 二人と話してとても仲良くなったので、「イリノイに着いたら、私たちの家にも遊びに来てね」と言っていただけました。 また、機会あればアメリカでも会いたいです。

今月の22日から25日までの間に、ニュージーランドのボーイズハイスクールの留学生のフィン君のホームステイを受け入れました。 彼は非常に背が高く、また声もかっこよくて、俗にいうイケメンでした。(笑)  僕は部活の試合や塾があったのであまり一緒にでかけることは出来なかったのですが、家に帰ってから夜に将棋を教えたり、五目並べを教えたりして、日本の遊びで一緒に遊びました。

僕の弟とよく遊んでくれたので、弟がものすごくなついていました。 短い間だったのであまり多く話をすることは出来なかったのですが、また1人、外国人の友達が出来てうれしかったです。 写真左がフィン君です。 この写真は、帰る直前の朝6:30に撮ったものなので二人とも目が死んでいますね(笑)
以上を4月分の報告とさせていただきます。

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福光莉子さん「4月報告書」

4月になり、新年度が始まりました。出発まで残り半年を切り、不安と期待の入り混じった気持ちで日々を過ごしています。 新しい環境の中まだ慣れないことも多いですが、今、自分にできることは何かを常に考えながら、1つでも多くのことを吸収していきたいです。

今月の一大イベントと言えば、やはり3地区合同の京都研修です。 2月の岡山での研修と同じメンバーで一泊二日の旅でした。 松江から一人で電車に乗り、岡山駅の新幹線の中でみんなと再会しました。 前回の研修で仲良くなった仲間たちとの再会はとても楽しみで、何日も前からワクワクしていました。 今回の研修では、前回の研修で、自分から積極的に交流を深めることができなかったという反省を活かし、更にみんなと絆を深めることを目標としていました。

2日間を通して、ROTEXの先輩やinboundの学生、outboundの仲間と多くのことを語り、意見や留学へ向けての悩みを共有したり、アドバイスをもらったりと、とても有意義な時間を過ごすことができました。 特に、ROTEXの先輩たちが、inboundの学生と自然と英語で会話をしているのを見て、留学を終えた一年後には私もああいう風になりたい!いや、絶対なろう!!と語学力習得に向けての意識が更に高まりました。

今回の研修で、一番思い出深かったのは舞妓さん体験です。 着物を着て、白塗りの化粧をし、本格的に舞妓さんを体験させていただきました。 鏡の前で着付けと化粧をし終わった自分の姿を見たとき、自分ではないような気がして、とても不思議な感じがしました。 また、数ある着物の中から、自分の好きな色や柄の着物を選ぶのもとても楽しく、着物という日本の伝統文化の美しさを実感しました。 着物を着ると、自然と背筋が伸び、日本人としての自覚を改めて感じることとなりました。

現代では、日本人でも浴衣や着物を着る機会は減ってきています。 しかし、着物を見て美しいと感じる気持ちは、いつの時代も変わらずあり、外国人の日本人の和服のイメージもとても大きいものだと思います。 派遣学生として、世界へ日本を伝えていく上で、日本人としての心はいつまでも忘れずにいたいものです。

京都という日本の古き良き雰囲気の残る街を観光してみて、この美しさをもっともっと伝えていきたいと思いました。 まずは、自分自身で着物や浴衣を着る機会を増やしたいと思い、日本舞踊を習うことにしました。 着物や浴衣を着る大変さはもちろんのこと、優雅な見た目以上に全身筋肉痛になるほど意外とハードな日本舞踊に驚いています。 留学先で披露することが第一の目的ではありますが、「和」の文化に浸ることのできる時間として大切にしていきたいと思います。

留学先のホストクラブの例会での卓話で使うスライドの準備も始めたところです。 日本語でも30分人前で話すというのは、なかなか難しいところですが、さらに英語での発表になるので、しっかりと準備をしていきたいです。

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岩世岳大さん「4月報告書」

4月は新学期の始まりで毎日慌しかったですが、休日に日本文化紹介のため色んなところを見て来ました。 まず、最初に三徳山を登りました。 三徳山は、鳥取県三朝町にある国宝の一つで、特に投入堂が有名です。

投入堂は、役行者が三徳山を訪れた時、その山のふもとで作られました。 役行者は法力でお堂を手のひらに乗るほどに小さくし、大きな掛け声と共に断崖絶壁にある岩窟に投入れたと言われています。 このことから「投入堂」と呼ばれるようになりました。 また、険しい山道を1時間近く登ってようやく辿り着く難所に建っています。 鎖やロープ、木の根を使わないと登られない所もあり、大変な思いをしましたが地元紹介のいい体験になりました。

次に、倉吉博物館に葛飾北斎の作品を見に行きました。 世界的に有名な富嶽三十六景を見た時は、これか!と、とても感激しました。 富嶽三十六景といえば、赤富士が一番知られていると思いますが、僕は青富士にとても魅力を感じました。 凱風快晴の赤富士はあまりの人気で版木が摩耗するほど大量に刷られその結果、版木の一部が欠けてしまったので配色を変えて刷られ続け出来たのが、青富士らしいのですがこの青富士の配色が富士山の凛とした美しさを引き出しているようでとても気に入りました。

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高野玲奈さん「4月報告書」

こんにちは。 倉吉ロータリーの派遣学生の高野玲奈です。 4月になって、新年度になりました。 私は高校二年生になり、新入生を迎えて先輩となりました。 私も一年前は新入生で、入学式をとても緊張していたことを覚えています。 そして、一年後には留年して今の一年生と同級生になります。 今の一年生とうまくやっていけるかというのも不安要素ではありますが、今は今の二年生の学年で送れる限り少ない時間を大切に過ごしていきたいです。

今月は様々な出来事がありました。 まず、4月6、7日に京都の研修旅行です。 この研修旅行で日本文化への関心が一層高まり、日本人として誇れるものが増えたと思います。 また、Inboundの方々とたくさん思い出をつくれたことがとてもうれしかったです。 詳しい感想は別の文書に書いてあるので、ここではあまり触れないでおきます。

次に4月19日に倉吉ロータリーで開かれた倉吉ロータリーの62周年夜間例会へ出席しました。 その時の講演で現代の日本の問題となっている親と子の接し方についてのお話がありました。 マニュアル通りに子育てをする親、子供をほったらかしにしている親など様々な場合において子供に悪影響を与えることを学びました。 そして、今後どのように子供を育てていくべきかを考えさせられる講演でした。 私自身も将来、子を持つかもしれません。 そしてその子を育てる際は、何が子供にとってベストなのかを考えていきたいです。

最後に4月の終わりにある人に出会う機会がありました。 その方はデバラティ・ダスさんという女性です。 彼女は私の住む三朝町で研究をされている大学院生です。 インド出身で日本語も少し話すことが出来るようです。 ちょうど彼女のご両親がインドから来られていたようで、インドのカレーを振る舞ってくれました。

私にとっては少しスパイシーでしたが、とてもおいしかったです。 その食事の時間、たくさんお話をしました。 デバラティさんのご両親が日本にきて驚いたことやデバラティさんの生活や学んでいることなどです。 時間と時間のたつのも忘れて約3時間もお話をしていました。 彼女とは初対面でうまくコミュニケーションをとれるか不安でしたがすぐに打ち解けることが出来てよかったです。 また、様々な異文化のことを知り、体験も出来て貴重な機会だったと思います。

今月の3つの交流を受けて、2つの発見があります。 1つ目は、物怖じせず人と積極的に会話をすることが出来るようになったことです。 派遣学生になったばかりの時はあまり自分から話しかけることはなかったのですが(外国人とは特に)、最近は自分らしく積極的に話せてると思います。 2つ目は私がこの青少年交換プログラムに参加していなければ、デバラティさん、また彼女のご両親やロータリーの関係者、Inboundの方々などたくさんの人と出会うことはなかったということです。

当たり前と言えば、当たり前です。 でも、世界人口は今、約70億人です。 そう考えるとある人との出会いとは一生に一度あるかないかです。 だから私は、今まで出会った方々やこれから出会うたくさんの人々との関わりを大切にしていきたいと思いました。

デバラティ・ダスさんと

デバラティ・ダスさんと


岩世岳大さん「3月報告書」

ロリポップトラベルの高田さんの話を聞いて、もうそろそろなのかとうれしいような寂しような感情になりました。 高田さんのお話から7月、8月はビザの申請で忙しいと聞いたので、友達や先輩、大切な人や尊敬する人などいろんな人に改めてあいさつに行きました。 いろんな話をして、エールをもらったり寂しくなったり、将来のことなど聞かれました。

皆が、僕がいないことを惜しんでくれて、でも応援してくれました。 今までこのような人たちに支えられて生きてきて、まだまともな恩返しが出来ていません。 自分にできることは、留学を大成功させ何倍も成長した姿を見せることだと思います。

そして次は自分が支える側になって、恩返しをしたいです。 留学を大成功させるために、未練なく、たくさんの思い出をもって留学したいです。 なので、日本での限られた時間を無駄にせず出来るだけたくさんの思い出を作っていきたいです。 これから留学の準備でもっと忙しくなると思います。時間の使い方をもう一度考え直して、有効に使っていく練習をしたいです。


福光莉子さん「3月報告書」

今月は、11日に皆生で行われた渡航説明会と、17日に行われた松江東ロータリークラブの例会に参加しました。 渡航説明会では、ビザ取得や渡航までの手続き、手順についての説明があり、いよいよ留学に向けて本格的に準備が進んできているのを感じ、より一層身が引き締まる思いです。
 
17日の例会では、11日の渡航説明会で感じたことを簡単にスピーチしました。 例会でのスピーチも、はじめは緊張しましたが、だいぶ慣れてきた気がします。 たくさんの方とお話しできる良い機会なので、毎回とても勉強になります。 今回の例会では、「ローカルジャーナリスト」の田中輝美さんの講演を聞きました。 ローカルジャーナリストとは、田中さんが作られた言葉でまだ日本に田中さん一人しかおられません。

東京でお仕事をされていた時に、都会には地方の情報が全く伝わっていないことを感じ、地方から情報を発信することの大切さを知り、今の仕事を始められたそうです。 「自分にできること、自分にしかできないことはなにか」を考え、自ら行動されている姿にとても感銘を受けました。 そして、同じ島根県に、島根の魅力を積極的に発信されている方がいるということをとても誇りに思います。 同じように島根県で地元のために働くという選択をした若者を取材した田中さんの著書、「地域で働く「風の人」という選択」は、学校で先生に紹介されたことがあるので、またぜひ読んでみたいと思いました。

留学に向けてのカウントダウンが始まっています。 私と交換でアメリカから来る派遣生からメールと申請書が届きました。 彼女もとても日本への留学を楽しみにしていて、この留学で大きく成長したいという強い意志を持っています。 同じ年代の学生、同じ派遣生として親近感を覚えるとともに、私も頑張ろうと背中を押される思いです。 留学先では、日本の良さを伝えることはもちろん、私の住む島根の良さをもっとPRしていけるように、地元のことをさらに知っていきたいと思いました。


松下天風さん「3月報告書」

今月の12日に、米子市にてロリポップトラベルの高田さんから、渡航手続きの説明を受けました。 ビザの取得や留学保険などの話を聞くと、自分は留学に行くのだという自覚がいっそう沸いてきました。 高田さんに、留学先のロータリーの指定する保険に加入するのですが、その案内は例年ならば早くとも6月くらいに来る、と伺いました。

しかし、説明会の翌日、受け入れ先のセントラルステイツから連絡があり、高田さんに確認してみたところ、それがその保険の案内で、例年より早すぎる留学準備の開始となりました。 何事も早く準備に取り掛かれるのに越したことはないので、ここから時間に余裕をもって準備を進めて行こうと思います。

今月の6日から東京に住んでいるグアム出身のクリスティーンがうちにホームステイに来ました。 彼女は以前、岡山大学に留学していて、これで我が家に来るのは3度目となります。 東京では、上智大学の大学院に進学するとのことで、留学生として見本になるような人だと思います。 クリスティーンは、とても日本語が上手で、日常会話はほとんど日本語で出来ます。

そのため、アメリカのことや留学のことに関して、とても聞きやすかったです。 大学では写真部に属していたこともあり、写真やカメラのことについても教えてもらいました。 留学先ではどんどん写真を撮ると思うので、カメラのことも考えてみようかなと思いました。

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今月の29日には、児島ロータリーの例会にて、30分間の卓話をさせていただきました。 人前で30分も話をすることはなかなかなく、つい早口になってしまい前もって準備をしていても時間が余ってしまいました。 何度も同じことを言ってしまったり、途中で詰まったりと、拙いスピーチでしたが、児島ロータリーの方々は暖かい言葉をかけてくださって本当によかったです。 しかし、留学先では英語でスピーチをしなければならないので、もっと練習を積んで、よりよいスピーチが出来るように努力します。

また、その例会では、山陽新聞社の河本さんにも来ていただきました。 僕の留学先で体験した事、考えた事などをコラムのような形で掲載していただく、というお話を快く受け入れてくださり、文章を作る上で大事なことや心構えを教えてくださいました。 コラムは新聞に載って、山陽新聞読者の方々の目に触れるものなので、河本さんに言われたように、ただの感想文や旅行記にならないように、自分が異文化に触れ考えたことや、現地の同世代の人たちの考え方などを、しっかり伝えられるような記事をかけるように頑張ろうと思います。
以上を3月分の報告とさせていただきます。


高野玲奈さん「3月報告書」

こんにちは。 倉吉ロータリークラブの派遣学生の高野玲奈です。 最近はとても暖かい陽気に包まれていますね。 桜も咲いてはいますが、残念なことにこの報告書を書いている今日は強風で、桜の花は少し散ってしまっています。

でも先日、高校の近くで満開の桜と写真を撮ってもらいました。 この写真を今度フロリダから派遣学生として来られるジュリアさんに送ったところ、とても喜んでくださいました。 私はフロリダへ行くことが決まりました。 フロリダはアメリカの南に位置しており、とても暑い日が多く、冬というものがあっても1週間位らしいです。 そのためフロリダでは桜が咲きません。 来年は桜を見ることができないかなと思うと、なんだか春も無いような気分になりますが、桜を見たことがないフロリダの人たちへ日本の桜という文化も紹介していきたいと思います。

では、3月にあった出来事を報告します。
まず、3月9日にロータリークラブの例会に出席しました。 私のスポンサークラブの倉吉ロータリークラブではなく、いつもと違い倉吉中央ロータリークラブへ出席しました。 そこで、約15分程度のスピーチをさせていただきました。

一度、倉吉ロータリークラブでスピーチをしているので、今回は緊張せずに出来るかなと思いましたが、やはり言葉が詰まったりして上手くはいきませんでしたが、今回もロータリーの方々が真剣に聞いてくださり、その後も激励をくださって、とてもうれしく思いました。 早くもっと恥ずかしがらずに堂々と話すことが出来るようにしたいです。

次に、高校での3月の重大な行事についてです。 3月には高校入試・進学受験そして卒業式がありました。 ロータリーの例会があった日も、私の学校では高校入試の2日目、面接の日でした。 1年前に受験をしていた私はどんな気持ちだったかなと思い返すと、少し緊張・興奮気味だった?と思います。 もちろん1年後の今、派遣学生となっているなんて考えてもいなかったでしょう。

卒業式では、部活動などでお世話になった先輩をお送りしました。 自分の卒業式ではどうなるのかなと考えてみると、私は今の同級生と一緒に卒業することは叶いません。 1年間海外で過ごして帰ってくると、学校の単位の関係で留年することになっています。 この4月に入学する人たちと同じ学年ですね。 別に1つ下の学年になじめるかどうかを心配しているわけではなくて、1年4か月一緒に過ごした人と共に卒業することが出来ないことが少し悲しいです。

でも、あと4か月の思い出づくりもですが、出来るだけ学校行事に積極的に取り組んでいきたいと思っています。 早速ですが、私は今年7月の学園祭の実行委員になりました。 海外に行くまで、水泳の大会と練習、勉強、海外への準備、学園祭準備と忙しい毎日となりそうです。 また、私の通っている学校は本当にテストが多くて、そのための勉強も大変です。 しかし、忙しくなると、効率的に物事を進めなくてはいけなくなるので私にとってはいいのかもしれません。(逆に暇になるとダラダラとしてしまいがちです。) だから、いろいろ大変でも何とかして、楽しく過ごしていきたいと思っています。

いよいよ留学の手続きが進んできました。だんだんと留学するという実感が湧いてきました。不安と緊張があります。 今はしっかりと準備をして、安心して留学に望めたらいいなと思っています。

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ジュリアさんへ送った桜の写真


岩世岳大さん「2月報告書」

倉吉3クラブ合同の例会があり、日本銀行鳥取支局の大山さんが講師として来てくださいました。
講義では、マイナス金利のことや自身のフランス赴任の出来事など聞くことができ、僕が一番心に残ったのは、「ブランドとはマークではなく、その物の質である」ということです。また、講義の後でお話をする機会をもらい、色々な質問をさせていただきました。

そこでまた、「人生は大学を出てからのほうが長いのだから、偏差値で決めるのではなく興味のある事で決めた方が将来役に立つ」ということです。 論理的に自身の経験を踏まえてのお話しだったので、とても納得できました。

そして、例会では倉吉の色々な地区の人と接する機会があり、多くの人が応援をしてくださったり、倉吉東ロータリークラブが僕のために色々してくださるのを見て、もう一度気を引き締めなければと思いました。

3月には卒業式があり、仲の良かった先輩とあまり会えなくなってしまいました。 卒業前はそうでもなかったのに、卒業してしまうとやはり寂しいです。 自分が留学するときもまたそういう気持ちになってしまうのかと思うと心苦しいです。 なので、今のうちにたくさんいい思い出を作っていこうと思いました。


高野玲奈さん「2月報告書」

こんにちは。 倉吉ロータリーの派遣学生の高野玲奈です。 皆さんは、体調管理は大丈夫でしょうか? 最近は、寒暖差が激しい日が続いています。 わたしも、今月熱を出してしまい大変でした。 小、中学生の頃は、風邪はあまりひいたことはないですが、高校生になってから、少し増えた気がします。

しかし、海外に行くと、環境の変化が大きいと思うので、そこで体調を崩さないように、日々体調管理をしたいと思います。 皆さんも、体調には気を付けてください。 最近は、インフルエンザが流行っているようですから。

それでは、本題に入ろうかと思います。 今月、二月で大きい行事は二つありました。 一つ目は、三地区合同オリエンテーションです。 中国四国地方のロータリーから私と同じ派遣学生や今海外から来ている外国人の方などたくさんの人が集まりました。

このオリエンテーションでは、海外に行くにあたり、大切なことを学ぶことが出来ました。 また、新しい友達もできてとても楽しい時間でした。 他の文書に、このオリエンテーションのことを詳しく書かせてもらいましたので、ここでは省略をします。

二つ目は、倉吉の三つのロータリーの合同例会についてです。 この会では、軽い自己紹介とのことだったので、名前を言ってから歌を歌いました。 歌を歌うときは少し緊張しました。 その後、特別講演会で、フランスで生活されていた方のお話を聞きました。 銀行員の方だったので、少し難しい話もありました。

その中で一番印象に残っているのは、フランスとアメリカとの違いについてです。 例えば、フランスのある社長さんは、女性の秘書に会ったときに「今日の君かわいいね。」と言うのが当たり前だそうです。 逆にアメリカで同じことをすると、社長さんは秘書がセクハラを受けたとして裁判に訴えられるそうです。

また、フランスではかわいいと言わないと訴えられるそうです。 私はこの違いは面白いなと感じました。 国によって文化や言語が違うだけで、“当たり前”が違ったものになるのだなと感じました。 海外に行ったときは、その“当たり前”も注意して、日本の“当たり前”を重視するのではなくて、行った土地にある“当たり前”も考えていきたいです。

講演会の後は、お食事をいただきました。 その際、粕汁をいただきました。これが一番気に入りました。 なかなか家では作らないものなので、懐かしものを感じました。(まだ私は一六歳ですが)この粕汁を海外にも伝えれたらと考えました。 ですが、海外で酒粕を入手するのが難しいとわかりました。

また、酒粕の独特な風味が海外の人はあまり好まないように感じます。 出来れば伝えたいですが、やはり伝えること自体も難しいですね。 粕汁じゃなくても、他にもたくさんおいしい日本料理はあるので、頑張って伝えていきたいです。

今月は何かとハードな月でした。 オリエンテーションと例会の間には学校のテストもありました。 でも、これからも忙しい日々が来るのだと思います。 忙しすぎてダウンしてしまわないように、最初にもあったように体調管理をしっかりとして、これからの準備に一層頑張りたいと思います。


松下天風さん「2月報告書」

今月は3地区合同でのオリエンテーションに参加しました。 今までのオリエンテーションの時はあまり時間もなく、2690地区の他の派遣メンバーと話すことが出来なかったのですが、このオリエンテーションで仲良くなれました。

さらには他の地区のOutbound、Inboundともパーティーやエンターテインメントショーを通じて親睦を深めることが出来ました。 実際に派遣された先輩方のお話も聞くことが出来て、派遣先でやっておくべき事や、派遣先の学校で注意しておくべき事などを教えてくださいました。

研修では、若林先生、根木先生、鬼丸先生の3人の講師の先生方による「留学に向けた目的意識」の話を中心に、多くのお話を聞きました。 若林先生は、そのたくさんの留学生の姿を見てきた経験の豊富さから、留学の時に特に注意すべきこと、そして留学時のタブーや緊急時の対応など、幅広く留学で役に立つことを教えてくださいました。

鬼丸先生のお話では、以前課題として読んだ「僕は13歳 職業、兵士」にあった子ども兵士の問題とそれに向けて先生が行っている活動について聞くことが出来ました。 僕は鬼丸先生の本を読み、そして映画「ブラッド・ダイヤモンド」を見たことで子ども兵士の問題は強く印象に残っていました。 先生の講演はとても臨場感に溢れており、さらにパワーポイントに映し出された実際の写真や動画を見たことで、子ども兵士や紛争問題についてますます強く関心を持ちました。

根木先生のお話では、先生が現在尽力しているNGOでの活動と、同僚の方が亡くなるなど過酷な現実の中で活動している現状を聞くことが出来ました。 「世界平和」と口にするだけでは分からない、実際に困っている人々の為に活動をすることの大変さを学ぶことが出来ました。

この研修で世界中で現在進行形で起こっている問題と向き合い、それに対して今の自分は何が出来るか?そして留学を通し自分はそんな問題を解決するために何か出来る人材に成長できるのか?と不安になりながらも、留学に向けて意識を高められたと思います。

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また、オリエンテーションではNHK岡山の取材を受けました。 インタビューを受けるというのは本当にめったにない経験なので、カメラを向けられると自分でも何を言っているのかわからなくなってしまいましたが、上手く編集して下さっていて助かりました(笑)。 放送された時間帯はオリエンテーション2日目だったので、伝える時間もなく家族にしか連絡していなかったのですが、放送された次の日に学校の友達に「ニュース出てたね」と指摘されたり、児島ロータリーの方から「見ましたよ」と連絡があったりと、意外にも多くの方に見られていて、嬉しいような恥ずかしいような複雑な感じです。

2月は学校の学年末考査があり、入試の関係で学校が休みの日も、家でずっと勉強しなければならず、なかなかに大変でした。 休みだけれど遊べないという状況は、ある意味普通に学校に行くより精神的につらいです・・・。 しかしやっとテストも終わり、ようやくのびのびと出来るので、残り1か月となった高校1年生の生活を、存分に楽しみたいと思います。

3月中は時間的にも余裕があるので、留学の準備も進められたらなと考えています。 とにかく今は受け入れ先のホストクラブ、ホストファミリーがどんな風になるのかが早く知りたいです! 以上を2月度の報告とさせていただきます。


福光莉子さん「2月報告書」

2月6日、7日の2日間、岡山県の倉敷シーサイドホテルで行われた中四国3地区合同オリエンテーションに参加してきました。 他地区の派遣予定学生やoutboundと初めて顔を合わせる機会でもあり、不安と期待の入り混じった気持ちで当日を迎えました。

会場に到着すると、既に到着していた他地区の学生たちと昼食をとりました。 「ちゃんとみんなと仲良くなれるだろうか。」「2日間上手くやっていけるだろうか。」様々なことを考えて、消極的になりかけていた私に、みんなが明るく話しかけてくれたおかげで次第に緊張も解けていきました。

私はこの2日間を通して、自分の留学に対する意識が大きく変わっていくのを感じました。 留学先での生活の仕方や、注意すべきことを学び、日本とはまるで違う文化を持つ環境で生活するということの大変さを改めて感じさせられました。

また、自分の留学で成し遂げたいことや、将来の夢についてもしっかり考える機会にもなりました。 私も含め、“小さな親善大使 ”という役割を背負った交換学生の仲間達。 「国境なき医師団で世界の医療が受けられない人々を救いたい」「英語が話せるようになりたい」「消極的な自分を変えたい」「キャビンアテンダントになって英語を使って世界で働きたい」ロータリーで留学を 志望した動機はそれぞれですが、一人一人が自分の夢の実現や、なりたい自分になるという強い意志を持った仲間との出会いはとても刺激的なものとなりました。

私は将来、英語を1つのツールとして国際社会に貢献できる仕事がしたいと考えています。 一口に「国際社会に貢献できる仕事」といっても、様々なやり方があると思います。 しかし、実際にそういった仕事をするためには、今、世界で起きていること、迅速な対応が求められる問題を常に把握しておく必要があると思いました。

今回、鬼丸昌也先生や根木佳織先生の講演を聞いて、実際に世界 の問題解決のために働くということの過酷さ、ままならなさ、もどかしさを抱えながら働かなくてはならないということを知りました。 世界には、多くの人は知りえない問題がたくさんあります。 本やテレビの限られた情報だけでは知ることのできない事実も多くあります。 もっと自ら興味関心を持って学んでいくことが大切だと思いました。

outboundの学生たちとの交流から、日本との文化の違いを感じる出来事がありました。 1日目の夜、派遣予定学生とoutboundの学生たちとの懇談会がありました。 お菓子を食べたり、飲み物を飲んだりしながら楽しく親睦を深めました。 音楽に合わせて自由に踊っているoutboundの学生たちと対象的に少し恥じらいを感じてなかなか踊りに加わることのできない日本人学生たち。 私もそのうちの一人でした。

自分を表現することに抵抗を感じる日本人の特性がよく表れていると思いました。 「一緒に踊ろう!」と誘われ、輪に加わってみると、次第に恥じらいも無くなり、とても楽しんでいる自分がいました。少し勇気を出して、自分の殻を破ることで世界は広がっていくのだといことを感じました。 留学先でこのような状況に出合ったときには、迷わず飛び込んでいこうという勇気になりました。

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たくさんのことを学び、考え、吸収した濃い2日間でしたが、自分自身への新たな課題も見つかりました。 自分から積極的に話しかけに行くことができなかったり、日本語の上手なoutboundを前についつい日本語で話し通してしまったりしてしまうことも多かったので、もっと他の学生を見習って積極的に話の輪に入って行ったり、英語を意識して使うようにしていきたいと思います。

他地区には3月にはオーストラリアへ出発する学生もいます。 私も負けていられないと思いました。 出発までの約半年。しっかり準備を進めていきたいです。

4月には、今回と同じメンバーでの京都研修があります。
今回よりも少しでも成長した自分でみんなと再会できるように頑張っていきたいと思います。


岩世岳大さん「1月報告書」

岡山での3地区合同のオリエンテーションで、僕はたくさんのことに触れることができ、多くのものを学ぶことができました。 まず、交換留学生の人たちと会話をすることで、色々な意見やアドバイスを聞くことができました。

例えば、留学の際には日本語の教科書を持っていったほうがいいということだったり、恥ずかしがらずに話す機会を多くしたら良いなど、ためになるアドバイスをもらいました。

また、3人の講師の先生方から自分自身の積み重ねてきたことや留学を成功させるための目的意識、注意事項を学ぶことができました。 途中で居眠りをしてしまって聞けなかった部分があることをとても後悔していますが、その中でも印象に残っていることが多くあります。

根木先生の講義で出てきたトシャ・マギーさんの話にとても驚きました。 30分殴られた後に、英単語を1つだけ教えてもらえるという話です。 このような話を聞くまでは、僕には想像のできなかったことなので自分がどれだけ恵まれているのかを思い知らされました。

鬼丸先生の「想像して小さなことから実行していくことで未来が変わる」という言葉を、先生の活動を通して理解し、感動しました。 留学させてもらえることが本当に幸せだと思うので、一日一日を大切に留学のための準備をしていきたいです。


福光莉子さん「1月報告書」

1月21日に、松江東ロータリークラブの例会に参加しました。 初めてお会いする方も多く、とても緊張しました。 例会の中で、2016-17年度の派遣予定学生として紹介していただき、壇上で挨拶をさせていただきました。

私が留学をしたいと思ったきっかけや、留学への意気込みを自分の言葉でしっかりとお話しすることができたと思います。 私の得意なこと、アピールポイントといえば、「歌を歌うのが大好きなこと」だと思うので、練習不足でお恥ずかしいところではありましたが、ふるさと を心を込めて歌わせていただきました。

歌っている間に緊張もほぐれ、とてもリラックスすることができました。
留学先でも、自分の得意なことを通じて、交流の輪を広げていけたらいいなと思います。

1月は、申請書の提出や、課題図書の感想文の提出など、締め切りが盛りだくさんでした。 申請書を英訳する作業がとても大変で、思いのほか時間がかかってしまい、自分の語彙力の無さや、文法の弱さを痛感しました。 英語の勉強には今まで以上に力を入れていきたいと思います。 1月の課題図書で、鬼丸正也さんの「ぼくは13歳 職業、兵士」を読みました。

世界各地で未だ解決されていない、子ども兵の問題を取り上げたもので、日本に住む私には全く想像のつかない恐ろしい現実がそこにはありました。 私が何不自由なく生活している一方で、地球の反対側では、私達と同じくらいの子ども達が武器を持って戦わされているのです。 知ろうと思わないと知ることのない現実が世界にはたくさんあると思いました。 私にはそういった知識がまだまだ足りません。 日本のことのみならず、もっと世界の現実に目を向けて生活していくように心がけていきたいです。


松下天風さん「1月報告書」

大みそかから1月の初めにかけて、北海道で自衛隊員として働く兄が帰省してきました。 兄は今年、二十歳になるので、地元・岡山の成人式に参加しました。 兄が帰省してくることはなかなかないので、久々にたくさん兄弟で話が出来てよかったです。 次に帰ってくる時にはおそらく僕が留学しており、会うことは出来ないと思われます。 いつもよくケンカしていた兄ですが、いざしばらく話せないと思うと、なんだか寂しいです。

1月23日、24日の2日間に、学校のスキー・スノーボード研修でだいせんホワイトリゾートへ行きました。 行く前の週には、暖冬の影響で雪が少ししか積もっておらず中止の危機に陥りました。 また、研修の前の15日には、長野県でスキーツアーのバスが事故を起こし、多くの方々が亡くなったというニュースを聞き、みんな不安を募らせていました。

しかし、幸運にも僕たちが行った日には大寒波が押し寄せて滑るのに十分な雪が積もり研修は実行され、バスも事故を起こすことなく無事に運行されました。 今回のスキー研修では大寒波のおかげで十分に雪はありましたが、強い吹雪が吹き荒れ、自由滑走の時間がなくなってしまうというアクシデントもありました。 ですが、僕の住む倉敷市ではめったに吹雪になるなんてことはないので、吹雪の中であってもみんなのテンションはものすごく高かったです。(とはいえ、やはり寒いものは寒いので、しばらくするとみんな口数が少なくなったのですが。)

初日の夜にはナイタースキーもできたのですが、昼にインストラクターの方から「今日は吹雪がすごいからナイターはおすすめしないなぁ」と言われたので、参加しませんでした。 しかし後からナイターに行った友達の話を聞くと、全然吹雪くことなくむしろ昼よりも楽しめたとか・・・行っておけばよかったなあと少し後悔しました。 僕はスキーが大好きで、毎年冬は家族とスキーに行っています。 雪の上を滑っていくあの爽快感は、やはり何度味わっても楽しいです! また、友達とスキーに行くことはあまりない経験なので、非常に新鮮でした。 右の写真は研修で泊まった宿で見つけた氷柱です。 こんなに長い氷柱を見たのは初めてかもしれません。

もしも僕の渡航先がアメリカ北部やカナダならば、冬になればたくさんスキーができるはずです。 スキーは世界共通のレジャースポーツなので、言葉が通じなくても多くの人と交流ができるのではないかと思っています。
以上を1月度の報告とさせていただきます。
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高野玲奈さん「1月報告書」

こんにちは、倉吉ロータリークラブの高野玲奈です。 突然ですが、皆さんはお正月に初詣に行かれましたか? 私は帰省した大学生の兄と父母の家族4人で元旦に行ってきました。 今年の私の祈念は、海外交換プログラムが、安全に楽しく充実したものになりますようにと、お願いしました。 考えると私は来年、海外で新年を迎えます。 海外では地域によって家族での正月の過ごし方が違うのでしょうか。とても興味があります。

今回の報告書ですが、私の高校の英語の先生に感謝を述べたいと思います。 海外で今年お世話になるホストファミリーの方々へ向けての手紙の作成で大変お世話になりました。

日本の手紙を英語に訳さなければならないため、私はとても苦労をしていました。 そこで、高校の英語の先生に添削や確認を何度もしていただきました。 私が作った英訳文はかなりの間違いがありました。先生曰く、英語と日本語の単語だけの翻訳ではニュアンスがまったく違うとのことです。 単語によって文章の意味が変わったり、相手にとってきつい言い方だったりするそうです。 今後は、そのような違いがあることも意識しながら学んでいきたいと思いました。 本当にありがとうございました。帰国したときには自分で訳すことが出来るようになってきます。

最後の前に少し脱線しますが、先日、高校の研修で東京に行ってきました。 明治神宮の境内に行ってみると、おみくじがありました。(それはそうですよね。) ただ、その横に英語版と書かれているものを見つけました。 これはぜひ引きたいと思って手にとったのですが、その時は訳すことが出来ず。 家に帰ってからも調べたのですが、ポエムになっているようで、結局よく理解できませんでした。 先ほども述べたように、ニュアンスとか感覚というのは経験しないと分からないものだと思うので、これもこれから学んでいきたいと思いました。

それでは最後に1月の課題図書についてお話します。 2冊の本を読んだのですが、その両方の本に共通していることがありました。 戦争です。 戦争は人を傷つけ自分自身と相手の敵を憎しみ合わせます。 単純な解釈かもしれないですけど、戦争がもたらす被害と、被害からの再生を考えていかなければならないと思いました。 今回の課題図書がなければ、私は戦争の地域も知らなかったし、過去にどういうことがあったかも知らなかったでしょう。 そして私が教えていただいたことを、まだ知らない人たちにも伝えていきたいと思いました。

皆さん、暖冬といわれている今年の冬ですが、寒い日が続いています。 風邪などをひかれないようお過ごしください。


岩世岳大さん「12月報告書」

僕は試験の当日とても緊張していて直前までトイレで音楽を聴いてリラックスさせていたのを覚えています。 最初の試験は作文で、書きたいことがいっぱいあって良かったのですが、どう書けば読みやすくて理解しやすい構成になるのかを工夫するのにとても苦労しました。 きっちりと時間内に出来て、見直す時間もあったのでとても安心しました。

最後は面接でした。 質問の多さにとてもびっくりしました。
また、面接官が予想より多く緊張で言葉が思うように出なかったです。 終盤の英語での質問の時には、ある程度リラックスして受け答えができたので良かったです。 こんなにも緊張をした経験は中々無いので、貴重な体験だったと思います。 この経験を通して、2月のオリエンテーションではスピーチもあるので緊張せずリラックスして臨めるように頑張ります。

第一回目のオリエンテーションで、たくさんの注意事項、心構えを教えてもらいました。

その中で、特に印象に残ったものが3つあります。
1つ目は、4Dルールです。法に触れることは勿論のことなので守れるはずですが、もし誘われても流されてしまうのではなく、きっぱり断れる決断力と英語を身に着けたいです。

2つ目は、いい友達をたくさん作るということ。 そうしないと、英語が上達しないと思うし、行く意味がなくなってしまうと思うので、積極的に話しかけたり、卑屈な感じには成らず明るい感じで紳士的に振る舞っていきたいです。

3つ目は、ロータリー代表、日本代表の留学生だという自覚を持つことです。 そのために、日本や鳥取県、倉吉市などの歴史や文化、政治、教育などを海外の方に自信をもって説明できるくらいの知識を身に着けたいです。 また、どんな人にも感謝の気持ちをもって笑顔で挨拶したり、話したりする習慣を身に着けたいです。

これから、オリエンテーションがいっぱいあるので、そこでの経験を無駄にせずに、分からないことなどが出てきたら前回のオリエンテーションにも出席してくださったローテックスの皆さんに色んなアドバイスをもらって、万全の準備をしたいです。

年末年始、僕は京都に行っていました。 そこでお父さんや妹、おじいちゃんとおばあちゃんに会いました。 みんな中国人なので日本語が通じず、僕も中国語が分からないので最初は意思疎通ができなくて困りました。 しかし、お父さんと妹には英語を使ってコミュニケーションを取ることが出来、祖父母とはジェスチャーや少しの中国語で意思を伝えることができました。

こうやって会話しているうちに色んな経験をしてたくさんの事に気づくことが出来ました。 まず、英語で話す事を恥ずかしがっていたら声が小さくなったり、発音が日本語の様になってしまうので、逆に聞き取り辛くなるということ。 そして、日本ではRとLの発音が同じなので違いをしっかり理解して区別して話せるようになるということ。 また、使っていた単語や文法、発音が和製英語だったので、もう一度英語をより深く復習するべきということ。

最後に、言いたいことが出てこなくてもジェスチャーなどで意外に通じるということです。 なので、英語で話せる機会があったら、どんどん挑戦していきたいです。


高野玲奈さん「12月報告書」

こんにちは。
新年あけましておめでとうございます。 倉吉ロータリークラブの高野玲奈です。 2016年の海外交換プログラムの派遣学生になれたことをとてもうれしく感じています。

もう2か月以上前になりますが、昨年10月24日にこの派遣学生の選考会が岡山市で行われました。 私は選考会場内でとても緊張していたのを覚えています。 面接試験では、答えようとしても言葉が出てこなくて頭の中が真っ白になってしまいました。 その日は水泳の新人戦が山口県で開催中だったので、選考会終了後に急いで高校の水泳部の宿泊場所に移動をしました。 ですから私にとっては、とても忙しい1日であったと思います。

11月4日、派遣学生候補生としての合格通知が届きました。 内心合格するとは思っていなかったので驚きました。 まだ候補生としての合格通知でしたが、これから何をすればいいのかもわからないまま学校へ報告すると、先生方たちが大変喜んでくださり私も実感が湧いてきました。

11月28日、派遣学生候補生のオリエンテーションが岡山市で行われ参加しました。 オリエンテーションでは両親と一緒に海外へ行くに当たっての注意事項や、交換学生の受け入れなどのお話があり、また、過去に派遣学生として海外に行かれたROTEXの方々のお話もお聞きしました。 私は、一人で海外に行くことに少し不安も感じてきていたのですが、ROTEXの方々のお話を聞いて安心したのと、海外に行きたいという気持ちが強まりました。

そして12月15日、正式に派遣学生としての合格通知が届きました。
合格通知をいただいて、私が留学生になりたいと考え始めてから、私を推薦いただいたロータリーの方々、応援してくださった先生方、そして両親にとても感謝しました。

もちろん私自身も大変うれしく感じてはいたのですが、それとは別に少し寂しさを感じるものがありました。 出発はまだ半年以上も先のことですが、やはり家族と離れたりクラスメイトと会えなくなるのが現実になると判ると寂しくなりました。 ですが、自分は派遣学生だという自覚を持ち、自分の目標に向かって、これからは頑張りたいと思います。

12月23日、倉吉ロータリークラブの例会とクリスマス会に参加させていただきました。初めはとても緊張してしまいましたが、たくさんの方々から優しい言葉をかけていただきとてもリラックスできました。 また、海外に行くことについてのアドバイスなども教えていただきました。 ロータリアンの家族の人たちと、とても楽しく時間を過ごすことができ良かったと思います。

来月には、また次回のオリエンテーションもあるので、気持ちを新たにして臨んでいきたいと思います。 いただいてる課題もですし、ROTEXの方々の言われた笑顔や自分の意見が出来るように、出発まで頑張りたいと思います。

初めての挨拶でした

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クリスマス会で餅つきもさせていただきました

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松下天風さん「12月報告書」

ロータリークラブの交換学生として選出していただいてから、11月のオリエンテーションに参加し、様々な説明を受けて、留学に向けた準備に取り掛かるようになりました。 それでは12月に起こったことの報告をしたいと思います。

12月9日から12月14日までの6日間、ニュージーランドクライストチャーチ市のカシミヤ高校からの留学生2人のホームステイを受け入れました。 名前はウェイド君(写真左端)とルイス君(写真右端)です。 彼らは日本語を勉強していたので、僕たちも日本語で話すように心掛けていました。

2人とも日本の文化や遊びに非常に興味を示してくれたし、嫌いな食べ物もほとんどなく、どんな日本食でもチャレンジしてくれていました。 そして、ウェイド君は趣味が映画撮影ということもあって、様々な面白い話を聞くことが出来ました! 近所の海や神社に連れて行くと、「是非ここを映画の撮影地にしたい!」と大喜びでした。

また、カラオケに一緒に行くと、2人ともものすごくテンションが上がって、英語の歌をたくさん歌ってくれました。 今までにもたくさんの留学生のホームステイを受け入れしてきましたが、この2人は中でも一番チャレンジ精神が旺盛だったので僕としてはとても仲良くなれたし、留学に向けて、日本文化の発信の練習もできたと思います。

12月26日には、児島ホテルで開催された、スポンサークラブである児島ロータリークラブのクリスマス例会に参加させていただきました。 先方からは前もって児島のロータリアンの皆様の前で短い挨拶をするだけ、と伺っていました。 しかし、例会の途中で、児島ホテルの支配人の方と一緒に英語でスピーチをしてくれ、と元国際ロータリー理事を務められていた渡辺先生に言われた為、急遽、支配人のケネスさん(ハワイ出身)と一緒に壇上へ・・・。 たどたどしい英語ながらスピーチをさせて頂きました。

こんな風にホテルの大広間の壇上で大勢の方の前で話す機会などなかなかないので、とても緊張しました。 ですが留学先でもこんな風に例会に参加してスピーチをすることになると思うので、あまり緊張せずに大勢の前で話が出来るように、このような体験をもっと重ねておきたいと思います。

児島ロータリークラブの皆様にはクリスマスプレゼントとしてたくさんのプレゼントを頂きました。 これだけ期待していただいているのだから、その期待に応えられるように頑張ろう、と身の引き締まる思いでした。
以上を12月分の報告とさせて頂きます。

2人の留学生と

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福光莉子さん「12月報告書」

12月5日に、私の所属しているESS部で島根大学の留学生との交流会に参加させていただきました。 留学生たちの自分の国の紹介や、帰国生の留学体験記を聞いたり、各国の伝統舞踊や歌、民族衣装の発表を観たりしました。

日本の学生の発表で、居合道というものを初めて見ました。 刀を使った護身術のようなもので、外国人の方々がとても喜んでいたので、このような外国人から見たTHE・日本というものもたくさん勉強していく必要があると思いました。 様々な発表が終わった後は、留学生の方々とお話ししながらのゲーム大会なども交えた立食パーティーがありました。

自分から話しかけようかと迷っているうちに、どんどん英語で話しかけられ、会話が始まりましたが、英語の所々は聞き取れても、肝心の所を聞き取れず、何度も聞き返してしまったり、会話が続かず、相手の方を困らせてしまったりと、なかなか思うようにコミュニケーションが取れず、もどかしい思いをしました。 それでもなんとかたくさんの留学生と交流をすることができ、会は終了しました。

「全然ダメダメだった」とがっかりしていた私に先生が、「通訳ボランティアをしておられる方からお話を聞くと、今日会場にいた留学生たちの多くは母国語は英語でない人だから、元から英語が話せる人ではないし、英語が唯一のコミュニケーション手段だから、自分の知っている限りの言葉を使ってなんとか気持ちを伝えようとしているんだよ。 流暢なことだけが英会話ではない。

流暢でなくてはいけないとハードルをあげるのではなく、もっと気楽に思ったことを伝えればいいんだよ、と仰っていたよ」と言ってくださり、英会話に対して少し肩の力が抜けたような気がしました。 最低限でも自分の意思を伝えるためには、まだまだ語彙力や知識が足りないと感じたので、引き続き勉強していきたいです。

12月に入り、課題も続々と届いています。
冬休みが明け、学校が始まると、なかなかまとまった時間の確保が難しくなるので、計画的に取り組んでいきたいです。 予防接種もたくさんの種類があり、今月は4本も注射を打ちました。 体調管理もしっかりとして、体調を壊さないように頑張っていきたいです。

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